遠洋漁業は根拠地より遠く離れ、数日または数か月にわたり漁場に滞留して行う漁業の総称で、沿岸漁業、沖合漁業に対していう。

南方トロール、北転船(ほくてんせん)、以西底引網、遠洋カツオ・マグロ巻網、遠洋マグロ延縄(はえなわ)漁業、遠洋カツオ一本釣、遠洋イカ釣漁業などが代表的なものである。

その多くは漁業法に定める指定漁業に含まれており、日本の漁業生産の重要な部分を担っている。

1897年(明治30)、沿岸漁業依存の明治中期までの漁業体質改善を目ざす遠洋漁業奨励法が制定され、遠洋漁場への進出開発を促進するため、漁船の動力化や大型化に対して奨励金を下付した。

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